季刊誌「シェフ」-一流のシェフたち-

お客様より一言


お客様にとって、うれしかったこと、驚いたこと、腹が立ったこと、許せないことetc、
レストランにまつわるエピソードをご紹介。人のフリ見て我がフリ直そう!?


シェフ127号<秋号>掲載分

 
お客様より一言扉イメージ       
マドモワゼルより一言

ドリームチームを発見。

夢のようなレストランをついに発見しました。カウンター席とテーブルがいくつかだけの決して広くない店内の、カウンターを家内と共に陣取り、コース料理をお願いしました。シェフと若いスタッフが手際良く調理するライブ感はドキドキもので、シェフ自らできたてを出してくれて、食べ方の説明をし、温かい笑顔の支配人がソースをかけつつ会話に加わり、ソムリエが絶妙なタイミングでワインを注ぐ。その一連の流れが見事で、私たちは大興奮!まさにドリームチームの食のライブハウスといったところです。料理のセンスも抜群で、選び抜かれた食材についての説明などもあって、メモを取りたいところでしたが、足繁く通わせてもらうほうが良さそうですね。

  
      
マドモワゼルより一言

ジューシーピッツァ。

先日、主人と人気のピッツェリアに行きました。蒸し暑い日の夕暮れ時にスプマンテで乾杯し、アンティパストに舌鼓を打ったところまでは良かったのだけれど、自慢のナポリピッツァをほおばろうとした瞬間、天井からピッツァの上に何かの滴がぽたぽた。エアコンの吹き出し口から水が垂れていたのです。繁盛店で全スタッフがあわただしく動き回る店内で、誰も私たちの動揺に気づく気配もなく、半ばがっかりした私たちは水滴が垂れた部分を残し、早めに切り上げてお会計。帰り際に伝えたところ、軽く謝った程度で別段悪びれる様子のないのには唖然。繁盛店の“光と影”を見たような思いでお店を後にしました。

  
      
マダムより一言

ソルティコース1本。

海を臨むオーベルジュに泊まりました。周辺の環境や景色、部屋のセンスは素敵で気分は高まり、ディナーの席へ。アミューズから地元の魚介がふんだんに使われ、土地の個性を伝えたいという熱意が伝わってくる内容で好感度大。サービスも心地良かったのですが、なぜか次第に食が進まなくなってきて……。「素材の味を生かしています」と、出てくる料理はどれも塩味ばかりでソースがないのです。やっと肉料理でソースが食べられる!と期待するも、ローストした肉に大粒の塩がパラリと振ってあり、皿の脇にバルサミコソースが極少量あるのみ。素材の質や火入れ加減は良いものの、舌が塩気で疲れてしまいました。味の記憶もバルサミコソースくらいしか思い出せません。期待が大きかっただけに本当にがっかりしました。

  
  

他のお客様より一言は本誌「シェフ127号<秋号>」をご覧ください。